2005年07月08日

【全国】第29回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 1回戦監督・選手コメント

第29回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 1回戦監督・選手コメントです。

−Voice 鹿屋体育大学・井上尚武監督
 前半はゲームプランどおりだった。早稲田は高い個人技があるから、スペースを
しっかり抑えて相手のストロングポイントを消し、カウンターで得点を狙っていた。
後半はシステムを変えてツートップにしようと思っていたら失点してしまった。
兵藤で崩されて、パスを回されてサイドを変えられ、DFの対応が難しくなって
いた。ちょっとした判断の差、パスの精度が3点という差になったと思う。
チャンスはあったし、そこできっちり決められていたら、面白いゲームにできたん
ですが…。レギュラーを3名ケガで欠いており、満身創痍の状態だったが、若い
選手が多いから経験を積んでいくことでいいチームになっていくと思う。個の力を
チームとしての組織を融合できるように夏の間に鍛えていきたい。
 
−Voice 鹿屋体育大学・泉谷光紀(DF・ゲームキャプテン)
 しっかり守って勝ついう作戦で、前半はなんとかゼロでしのぐことができたけど、
後半にやられてしまった。決めていれば勝てる試合だったので、立て続けに失点
したのが痛かった。前半のチャンスで決められていたら、流れも変わっていたと思う。
向こうのFWが引いてボランチと受け渡す部分や、サイドからの攻めに対して、
こっちが中途半端になってしまった。早稲田は攻め方が上手いと感じた。トップが
下がったときに、2列目が飛び出すタイミングに戸惑う部分もありました。
ボールを持った選手が孤立してしまう場面もあったので、一人一人がチームで勝つと
いう意識を高めてもっと連携やコミュニケーションをしっかり図っていきたい。
 
−Voice 大阪学院大学・熊田喜則監督
 前半はほぼ狙い通りの試合ができたが、10〜20分くらいの時間帯はボールを
拾いきれず苦しかった。PKはその前のプレーで右サイドの対応が遅れたことが、
きっかけになってしまった。そういう場面を作らないようにすることが大切。
向こうはつないでこないから、空中戦では上田で勝てる信じていたが、守備で
奪ってからの攻撃は、もっと出来たのではないかと思う。駒澤はチャレンジして
こないけど、リスクマネジメントがしっかりしていると感じた。でもうちは
リスクチャレンジできるサッカーをしたい。インカレでもう一度4回生に
アピールの場を与えてやりたい。そのためには今の二割増のスタミナが必要に
なるし、秋に向けてしっかりと準備を整えたい。今の関西のサッカーも
捨てたもんじゃないと思う。
 
−Voice 大阪学院大学・上田貴典(DF)
 相手も大学生だし、そんなに差は感じなかった。決めるところで決められて
いたら逆の展開になったと思う。駒澤はビデオで研究していて、9番(赤嶺)の
頭と11番(原)のスペースをケアすることに集中した。ゴールに背を向けて
いても蹴ってくるイメージがあって、その対処も出来ていた。秋の課題も見えた
けれど、ここまで戦うことができたのは一人一人にとって自信になりました。
自分としては取った後のボールを失うことが多かったので、ファーストパスを
大事にシンプルにつなげられるようにしたい。僕は飛びぬけたプレイヤーでは
ない。もっと上手くなってチームに貢献できるよう、頼られる存在になりたいです。
自分たちはチャレンジャーだし、それを忘れたら伸びしろなくなってしまう。
その気持ちを大切にしたいと思います。
 
−Voice 駒澤大学・赤嶺真吾(FW)
 トーナメントなので、勝つことが出来て良かった。自分たちのサッカーが
出来ている時間と、そうでない時間があったが、勝ちにこだわってやれたと思う。
大阪学院が5バックぐらいに引いていたので、前の二人はつぶれて、2列目が
シュートを狙うという動きは出来ていたと思う。失点は0に抑えて、決めるべき
ところで決めれば負けない。自分は攻撃の選手だが、守りの面ではみんなを
信じているし、今日も一生懸命やってくれた。みんなで勝ち取った勝利だと
思う。
 
−Voice 桃山学院大学・副島博志監督
 内容は散々で動きも悪く、本来の力を100とすれば30点以下だが、最低限勝つ
ことができてよかった。不調の原因は、ぬれた芝にうまく対応できなかったこと、
ここ数日の猛暑から急に雨になってコンディション調整がうまくいかなかったこと、
トーナメントの初戦の緊張感などいろいろあるが、やはり主力がケガで抜けている
ことが響いた。特に姜鉉守は攻守に大きなウェイトをしめる選手なので、彼の
不在は痛い。しかし、とにかく勝つことはできたので、この後はゲームを
やりながら修正していくことになる。この試合で少し選手の心身がほぐれたと思う
ので、なんとかいい方向にもっていきたい。
 
−Voice 桃山学院大学・田中慎太郎(GK・主将)
  苦しい試合だった。トーナメントの初戦に勝つ難しさを改めて感じた。
仙台大はパスをしっかりつないでくるチームで、うちの中盤が間延びしたところに
できたスペースをうまく使われ、危ない場面を作られてしまった。うちの守備の
組織が崩れてきていたので、対応は難しかったが、なんとか無失点でしのげて
よかった。GKとしては、失点しなければ負けることはないから。 本来の自分たちの
スタイルは、しっかりと守ってそこから速い攻撃をしかける、セットプレイをきちんと
ものにしていく、個人の力じゃなくて組織で戦うチーム。明日以降、自分たちらしさを
出せるよう、いい準備をしたい。
 
−Voice 仙台大学・大橋良隆(MF・主将)
  最後の最後で気持ちで負けた。サッカーの力としては十分やれる手応えは
あったが、やはり勝とうという意志の強さの違いみたいなものを感じた。最初、
池上(FC東京強化指定選手)をCBにおいてまず守備を安定させ、MFの金子を
中心に何度かチャンスを作り、前半0−0で折り返せたのはまずまず。後半池上を
トップ下に上げて、ラストパスの出所を増やし、得点を狙いにいったが、ゴールを
奪えなかったのが残念。蒸し暑さがひどくて、体力的には辛いコンディションでも
あった。全国大会では自分はまだ1勝もしていない。もう1回戦負けは嫌なので、
インカレでまず1つ勝つことを目標に最初から出直したい。
 
−Voice 道都大学・田代正信監督
 前半は0−0でいければ、後半に勝負できると思っていたのだが、前半に
取られた1点が重かった。ハーフタイムには「今日のようなスリッピーなピッチ
コンディションではパスミスが両チームに必ずある。相手に考える時間を与えない
ように仕掛けなさい」と指示した。しかし、GKの判断ミスから2点目を
取られたし、3失点目はあってはいけない失点の形だった。攻撃に関しては、
うちに流れがきたところで2度の得点チャンスを決めることができなかったのが
大きい。後半にまず1点を取っていれば、0−3で終わるような試合内容では
なかったと思う。(前半に櫻井選手に代えて鈴木選手を入れたのは)鈴木はいつも
後半からスタートの選手だが、今日は櫻井が起点になれるような展開ではなかった
ので、動き回ってチャンスを作る阿部を入れた。今日の結果をバネにして、
夏の合宿に取り組み、リーグ戦で結果を出してインカレに出られるようにしたい。
 
−Voice 道都大学・中村拓朗(DF・ゲームキャプテン)
 立ち上がりは前からのプレスが機能しなかったし、ディフェンスラインを
上げられず、中盤がスカスカになってしまった。カウンター対策はしっかりして
きたが、オフサイドに関する新しいルールを昨日の夜に説明されたこともあって、
練習でやってきたように思い切ってディフェンスラインを上げられなかった。
対戦相手とはシュート決定力の違いを強く感じたし、イージーミスを減らすことや
1対1の守備がうちの今後の課題だと思う。個人的には、3失点目は自分が相手を
抑えられなかったからだったし、今日の試合で納得できるようなことは何もない。
時間的に、前へ前へと攻めているところでボールを奪われてという形の3失点目
だったけど、ディフェンスラインをしっかり上げることができてていれば、
あのような一発のロングパスにも対処できたと思うので、今後修正していきたい。
 
−Voice 流通経済大学・中野雄二監督
  結果は3−0だが、2点とられてもおかしくない試合。このところ1試合に
2回くらいは相手に決定的場面を作られているが、それでも最近5試合は無失点で
きているので、チームとしての守備力は徐々にだが向上してきていると思う。
ポカッと相手にチャンスを作られてしまう癖を修正できれば、上を狙える力はついて
きている。この試合は、大会日程の厳しさを考えて、何人かの選手を休ませた。
今年のチームは昨年までの中島(現・グランパス)や栗澤(現・FC東京)のような
絶対的な核になる選手がおらず、誰が出てもチームの力はさほど変わらないので、
登録メンバー22人全員で戦うつもり。力としては去年のほうが強かったが、今年の
チームはまだまだ強くなる伸び代がある。今日3点目をとった鶴岡などは、今まで
JFLでがんばってきた選手で、そういう選手が結果を出してくれたのが嬉しい。
 
−Voice 流通経済大学・難波宏明(FW・主将)
 序盤はチーム全体に弱気なプレイが目立ったが、スタメンに1年生が多く、
初めての全国大会の初戦で緊張して、慎重になりすぎたせいだと思う。そういう時に、
主将として、早くゴールを決めてチームを楽にしてあげたかった。宮崎からいい
ボールがきて、いい時間(前半27分)に先制点を決められてよかった。結果としては
3−0だが、思うようなサッカーができたとはいえない。高い位置から速いプレスで
ボールを奪って攻めるのがうちのやり方なのに、今日はプレスをかけても
つめきれなくて、するっと抜けたところで相手にチャンスを作られた。無失点で
守りきれたのは守備陣が集中して守ってくれたおかげで、最後まで体を張ってくれた
から相手もシュートをミスしたりしたと思う。感謝している。
 
−Voice 流通経済大学・鶴岡 学(FW)
 後半の31分からの出場だったが、とにかくめちゃくちゃ走り回ったので、
たぶん自分が一番疲れていると思う(笑)。グラウンドがすごくすべりやすかったが、
逆に足の速さという自分の唯一の武器が生きて、独走ゴールにつながった。もちろん、
みんなが自分の力を活かしてくれたおかげ。大学の公式戦でのゴールは、1年生の
とき2部昇格してすぐの開幕で決めて以来なので、すごくうれしい。今までJFLの
チームで戦ってきて、このチームには途中から合流した形だが、日頃からみんな、
特に1年生とコミュニケーションをとっていたから、特に違和感はないし、みんなも
自分の特徴をわかってくれている。2回戦以降も使われるとしたらスタメンでは
ないと思うが、途中出場で自分のスピードを活かしていきたいと思う。
 
 <コメント取材協力(敬称略)>
  赤沼圭子(道都大)
  後藤朝子(桃山学院大、仙台大、流通経済大)
 
posted by yasuyo KANIE at 01:42 | TrackBack(0) | 《全国大会》 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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