2006年01月02日

【全国】平成17年度 第54回全日本大学サッカー選手権大会 グループリーグ第3戦監督・選手コメント

平成17年度 第54回全日本大学サッカー選手権大会 グループリーグ第3戦監督・選手コメントです。

−Voice 関西学院大学・金尾和泰(FW)
 交代で入るとき「ウラに抜けて決めてこい」と指示を受けた。期待に
応えられて良かった。一瞬、左で打とうかと思ったけど、自分は右利きだし、
右で思い切って狙えた。とりあえず点を取りたいと思っていたので、
決められて自分としても落ち着いたし、もう1点取るぞという気持ちで
やれました。僕は全国大会はこれまで(中学・高校でも)出たことが
ないので、特別に思っていたわけではないけど、得点できたのは嬉しいし、
自信になりました。
 
−Voice 関西学院大学・小野原明男(DF)
 直接FKは狙ったコースからは微妙にずれたんですけど、本井さんが
いい場所に立っていたので、GKが見えてないだろうから、ゴロで転がせば
入るかなと思っていた。中京が福山に2−0で勝っていたんで、うちも
2−0にはしたかった。決められて良かった。だけど、もっと得点できる
チャンスがあったのに、取れなかったことは課題です。リズムの悪い
時間帯が多かったから、絶対に失点しないようDFで話し合っていた。
0に抑えないといけないゲームを、しっかり集中して守り通せた。
全国大会は球際の強さが違うと感じた。多少無理な体勢でも足が
出てくるし、そこで負けたら通用しない。そういうところを勝っていこうと
チームで話をしています。
 
−Voice 福山大学・吉田卓史監督
 相手に対して厳しいプレッシャーをかけるようにしたが、あれができずに
引いて守るだけになったら、はねかえせずにやられていただろう。前半は
狙いどおりに守備もできたが、守備だけで100%になってしまい、
攻撃する力がなかった。守備での頑張りを普段からやらなければダメだし、
それが当たり前になれば、攻撃もできるようになると思う。
この大会を通して、戦ったら何とかなるというのがわかっただけでも収穫。
来年もう一度チャレンジしたい。
 
−Voice 中京大学・小田木克成(GK)
 失点したが、前半に追いつけたのが勝因につながった。相手も絶対に
バテてくると思っていたので、後半の最初15分は気を使ったし、そこを
守れば何とかいけると思った。勝つことが(決勝トーナメントに行く)
大前提だったし、法政に勝てるではなくとにかく勝つという気持ちでした。
前半やってみて、失点しなければいけるという気持ちでやれた。戦術よりも
気持ちでみんなが身体を張ってDFを頑張ってくれた。次は、駒澤が
相手になるが、去年の天皇杯でうちが勝っているので、向こうは必勝体制で
来ると思う。もう一度駒澤に勝てるよう、しっかり準備したい。
 
−Voice 九州産業大学・藤原 敦監督
 3年ぶりの出場で、グループリーグは初めてだが、全国大会で3試合も
やらせてもらって、非常にいい経験になった。初戦、第2戦と、東海・
関東とのレベルの違い、壁を感じたが、今年は4年生がひとりだけの若い
チームなので、この試合を糧に成長していけると思う。
リーグ&トーナメントのこの方式は非常に金がかかるが(苦笑)、地方の
チームにとっては貴重な勉強の機会。ぜひこの形を続けてほしい。
我々もまた全国の舞台に出てこられるように、全力でがんばる。
 
−Voice 静岡産業大学・三浦哲治総監督
グループリーグ1位で勝ち抜けたことは、このチームにとってはとりあえずの
通過点に過ぎないが、引き分けでもOKというリーグ戦独特の戦い方はうまく
こなしたと思う。初めから引き分けを狙っていたわけではないが、リスクを
かけずに攻めるといったことはできていた。もちろん、今日は勝つつもりで
試合に臨んでいたし、本来のうちのパスワークから言うとかなりザツな試合に
なってしまったが、第一関門はクリアしたということでOK。本来DFの
秋葉を中盤にあげて2ボランチで使ったのは、彼のフィジカルコンタクトの
強さを活かしたかったから。あそこで相手をつぶしたことが、無失点でうまく
守りきれたことにつながった。順大とは公式戦や練習試合でも何度も対戦して
いるので、お互いによくわかっていて、 正直、0−0の試合がやりやすい
相手ではあった。決勝トーナメントの1回戦では、ボランチの佐野が
出場停止になるのが痛い。これから コンディションを整えて、どのような
形で行くかじっくり考えたい。
 
−Voice 静岡産業大学・竹山 満(DF・主将)
 ベスト8進出は静産大初だし、最後の年にまだサッカーが続けられるので、
素直に嬉しい。今日は引き分けでもいい試合で、皆が守備でがんばってくれた。
最後は相手がFW3枚で猛攻をしかけてきたが、とにかく失点しない、
負けない試合をしようというチームの意思がよく統一されていた。
ボランチから前の選手がよくプレスをかけてくれたので、最終ラインも安定し、
結果的にボール扱いの精度が高くなった。東海リーグのレベルはかなり高く
なっていると思う。うちもそうだが、全国から選手が集まってくるように
なったし、Jのクラブとも頻繁に練習試合をして、関東や関西に負けない
チームができるようになった。決勝トーナメントでは、うちの持っている能力
すべてを出したい。Jリーグに行く浅井、犬塚など、進路が決まっている
選手もいるし、下の学年の選手も、今後サッカーを続けていくための重要な
アピールの場になる。
 
−Voice 順天堂大学・吉村雅文監督
 今日のゲームプランは、「途中まで無失点でしのいで、後半残り15分に勝負」
だったが、 むこうの3バック(竹山、辻、河住)とボランチ(佐野)の
守備が非常に堅くて攻め切れなかった。さすがに東海リーグ14試合で8失点は
伊達じゃなかった。うちとしては、トップの福士、渡邉哲のところでボールが
おさまらなかったのが、攻撃の形を作れなかった原因。足元のボールを
取られる場面も多かったし、局面の勝負に負けてもう1つパスをつなげず、
ワイドに開く展開を作れなかった。「もう1本のパス」の大切さを、選手は
実感したのではないか。後半の35分に指示を出して選手のポジションを
入れ替えたのは、攻撃のスイッチをむりやり入れたということ。本来なら
自分たちで試合の流れや残り時間を見て切り替えていかなければならない
のだが。飯島をSBに下げ小宮山を中盤に上げ、サイドから攻撃する形を
何度か作ったが、あそこで押し込む力がなかったのは残念。第2戦の徳山大戦
(4−3で辛勝、同点・逆転ゴールはロスタイム)は、一部メンバーを
休ませたのだが、イージーミスで後半に連続して失点してしまった。まあ、
最後に帳尻を合わせられるくらいの力はあったということだろう。2位でも
決勝トーナメント進出がかなったのは嬉しい。渡邉哲が出場停止になるが、
あそこは誰が出てもそれほどは困らないと思う。3つ勝てばタイトルが
とれるというのはチャンスだし、選手にもはげみになる。精神的に充実した
戦いをしたいので、年内はゆっくり休み、2日から練習を開始する予定。
もっとも、その間に選手たちがちゃんと 身体を作ってくるというのが
大前提だが(笑)。
 
−Voice 順天堂大学・谷内謙介(DF・主将)
 とりあえず決勝トーナメントに進出できてよかった。グループリーグの
初戦はまあ問題なく勝てた。第2戦で続けて失点してリードされてしまい、
後半ロスタイムに「ミラクル」を起こして勝った。今日の静産大戦は、
自分たちのサッカーをしたかったが、相手がうまくて強くてうまく
いかなかった。具体的には、中盤でのプレスが、相手の8番(牧野/右SH)、
9番(尾鷲/トップ下)の球離れが速くてうまく機能せず、結果的に後ろの
守備までばたばたしてしまった。結局、全国大会に出てくるチームは、どこも
それなりにきちんと戦えるし、最後までがんばれるチームだということだと
思う。うちが気持の面でゆるみが出て、それが2位という結果になった。
決勝トーナメントは、せっかく出られるのだから、あとは全力でやるだけ。
DFとしては失点しなければ負けないから、とにかくがんばる。うちが
やりたいサッカーの形を、一つ一つていねいにやっていきたい。
 
 <コメント取材協力(敬称略)>
  後藤朝子(九州産業大学、静岡産業大学、順天堂大学)
 
  この記事に関するお問い合わせは、y-kanie@nidnet.comまで
 お願いいたします。
posted by yasuyo KANIE at 00:53 | TrackBack(0) | 《全国大会》
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